ソーラー発電を利用した節電グッズ
初期投資はかかるけれど、それ以降のランニングコストがゼロになるのが、太陽光を利用したソーラー製品です。太陽光というと、住居用のソーラー発電のように大きなものを想像してしまいがちですが、気軽に利用できるものもあるのでご安心くださいね。
まずは、携帯電話の充電用のソーラー充電器です。価格は1000円前後からあって、小さいものであればカバンにつけて太陽光に当てておくことも可能です。
最近ではカバンの一部がソーラーパネルになっていて、携帯などに充電できるものや、携帯電話の一部がソーラーパネルになっていて充電可能な製品も販売されています。
身近で導入しやすいものとしては、太陽光を利用した庭で使用するガーデンライトが多く出ています。曇りの日などは心もとない灯り方になりますが、それでもランニングコストゼロという点では優秀な節電グッズではないでしょうか。
ただ、このガーデンソーラーライトですが、より効率よく利用するには、ソーラーパネルが分離しているものがおすすめしちゃいます。なぜなら、手ごろな価格の製品ですと、ライト本体にソーラーパネルがついているものがほとんどですが、ライトを置きたい部分が日当たりが良い場所とは限らないからです。
管理人も、長年ガーデンソーラーライトは分離型を利用していますし、クリスマスのイルミネーションも、これからはソーラーパネルつきのものを利用する人が増えると思いますよ。
ところで今回、東電福島第一原発事故の評価がレベル5から7にひきあげられました。
これまで世界の原子力施設の事故は単独の事故が多かったわけですが、今回の事故は4基の原発で異常事態が同時進行する、同時多発的に起きている、世界で例を見ない深刻な事故だったということがあらためて示されたということになります。
事故から1か月が経ち、原子炉の状況や放出された放射性物質の量もある程度推測できるようになってきて、原子力安全・保安院と原子力安全委員会があらためて評価した結果、福島第一原発全体で放出された放射性物質の放出量が原子力安全・保安院の試算で37京ベクレル、原子力安全委員会の試算で63京ベクレルと評価され、京は1兆の1万倍ですが、レベル7となったわけです。
レベル7ということで、チェルノブイリ事故のようなことが今後起きるのではないか?と心配する住民の方々の思いは当然ですが、このレベル7というのは、あくまで現状を評価しているわけで、将来こういうことが起きる、という評価ではないんですね。
しかし、今回の政府・東電・監督官庁等の対応の悪さは許されるべきものではありません。
今後について必要以上に心配するような状況ではありません…といわれても、本当に信じていいのかという疑惑の念は簡単に払拭できるものではありません。
ただ、今となっては、現在炉心への注水が続けられていますし、冷却が続けられている限りは今後、爆発的なことはおきないことを信じるしかありません。
余震でおよそ50分間注水が止まったり、汚染水の処理も難航しています。今後チェルノブイリのような状況に近づくことがないよう、収束に向けた対策を急ぐことに全力をつくしてもらうほかありません。